「アドバンスコースとは? ― 写真を“きれいに撮る”から“作品をつくる”へ」
今日から7日間にわたりアマーブレのアドバンスコースについて詳しくご紹介していきます。
「入門コースまでは学んだけど、この先どうしよう?」と迷っている方や、「写真をもっと深めたいけど、どう進めればいいかわからない」という方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
長いのでお時間ある人だけ読んでください!
■ “写真を撮る”から“作品をつくる”へ
カメラを始めたばかりの頃は、
・ピントを合わせる
・明るさを調整する
・構図を工夫する
といったことが精一杯だったと思います。
でも、基礎が身についてくると、だんだんと 「きれいに撮れた」だけでは物足りない と感じる瞬間が訪れます。
「自分らしい表現をしたい」
「人に伝わる写真を撮りたい」
「ひとつのテーマでまとめてみたい」
そんな気持ちが芽生えたときが、まさにアドバンスコースに進むタイミングです。
アドバンスコースでは、ただのスナップ写真から一歩進んで、「作品」として成立する写真をつくることを目指します。それも、楽しく!
■ 毎月のお題で作品制作に挑戦
アドバンスコースの最大の特徴は、毎月出される「お題」です。
例えば、
光
日常
夏
影
時間
など、一見シンプルなテーマばかり。けれど解釈は無限大です。
「光」といっても、朝の柔らかい光を撮る人もいれば、街灯の強い光を切り取る人もいます。
「日常」と聞けば、子どもの笑顔を撮る人もいれば、散歩中に見つけたお花を記録する人もいるでしょう。
同じテーマなのに、作品を並べるとひとりひとりの“世界の見え方”がはっきり現れる。
この多様性こそ、アドバンスコースの学びの醍醐味です。
そして提出は、1枚のベストショットではなく 10枚前後の「組写真」。
テーマをどう捉え、どう物語を紡ぐのか。撮影から編集まで、ひとつのプロセスを体験していただきます。
■ 講評で広がる新しい視点
撮った作品は、毎月の授業で発表します。
「自分はこういう意図で撮った」
「この写真を一番見せたい」
そう語りながら写真を並べると、講師や仲間から感想や講評が返ってきます。
写真を見ながら、他の参加者さんの写真について、言語化していくことは、シャッターを切るぐらい重要なことだと思っています。
「もっとトリミングすると意図が伝わりやすいよ」
「この並べ方だと、作品全体が静かに見えるね」
「ここにもう1枚足すと、ストーリーが強くなる」
他者の視点に触れると、自分の写真を客観的に見直すことができます。
独学や一人で撮っているだけでは得られない学びです。
ミニワークショップで写真を楽しむ
今後は講評だけでなく、毎回「ミニワークショップ」を行なっていく予定です。
内容は、
・写真集や名作から学ぶ表現方法
・プリントや用紙の選び方
・フォトブック制作の構成のコツ
など、作品制作に直結するテーマばかり。
技術面だけでなく、「写真を文化として理解する」ことも大切にしています。
“アドバンス”が必要なのか?
入門・ステップアップコースまでで終わる方も多いのですが、実はそこからが本当のスタートです。
基礎を学んで「撮れるようになった」ことはゴールではなく、「表現の入口」に立ったということ。
そこから自分の作品をどう形にしていくか。ここで大きな差がつきます。
趣味として楽しむだけでなく、写真展に出してみたい、フォトブックを作ってみたい、自分の世界を誰かに見せてみたい――。
そう思ったとき、アドバンスコースの経験は必ず役に立ちます。
― 最初の一歩を踏み出そう
アドバンスコースは、
毎月のお題に挑戦し
組写真としてまとめ
講評を受け
プリントやフォトブックで形にする
という流れを繰り返すことで、自然と作品制作の力を育てていきます。
「写真がただの記録ではなく、自分を表すものになる」
その実感を得られるのが、このコースです。
次回は、具体的に1ヶ月の学びの流れを、もう少し詳しくご紹介しますね。
■ 無料体験レッスンのお知らせ
アドバンスコースに興味がある方のために、無料体験レッスンを毎月開催しています。
「難しそう…」と思う方も大丈夫。実際の雰囲気を体験することで、自分に合うかどうか確かめていただけます。
近日の日程は
8月21日(木)
9月4日(木)
9月21日(日)
10月3日(木)
10月16日(日)
11月16日(日)
11月27日(木)
👉 お申し込みは写真教室「アマーブレ」ホームページのお問い合わせフォームより
お願いします。
